ベビーマッサージはなぜ必要?
ベビーマッサージをする意味と必要性には、さまざまなものがあります。
ベビーマッサージの大きな特徴は、「肌と肌との触れ合い」です。
肌に触れるということは、赤ちゃんにとって、皮膚感覚を刺激されているということです。
皮膚を通しての刺激とは、あらゆる人間の感覚のなかでも、もっとも最初に機能し始めます。
すべての哺乳類に共通する、この皮膚感覚の鋭敏さは、自然の大いなる神秘的な原則です。
皮膚からの刺激が少ない状態、または全くない状態は、「スキン・ハンガー(肌のぬくもりへの飢え)」と呼ばれます。
肌と肌との「触れ合い」が少ないと、動物でも人間でも深刻な状態を招きます。
即刻には、深刻な状態にならないのが、人間の赤ちゃんです。
人間の赤ちゃんは、さまざまな社会的体験を通して、我慢する、体面を保つということを覚えます。
ですから、ある程度成長してから、または成人になってから、その弊害が顔を出すということが多いわけです。
戦争中のために、または、仕事の忙しさのために、または虐待のために、赤ちゃんの時に、充分に母親からのスキンシップをしてもらえなかった、かわいそうな境遇の生い立ちの人々が、あるケガや入院をきっかけに、突然、赤ちゃんがえりし、病気がなかなか改善しないという報告があります。
つまり、わがままになり、周囲を困らせる行為に執拗に出るのです。
しかし、50歳60歳といったこのような大人の人々でも、母親や子供たちといった肉親によって、背中や足をさすってもらったり、抱擁してもらったりして、スキンシップを施してもらうことで、困った症状がどんどん改善していっているのです。









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