布おむつブログ:せっけんについて考えよう!その2
せっけんについての続きです。
せっけんには前回述べた界面活性剤(いわゆる「せっけん」もしくは「合成界面活性剤」)だけが入っているとは限りません。他にも色々なものが入っている場合があります。
まず、せっけんの場合。「せっけん」だけが入っているもの(「純せっけん」などの名前で売られていることが多い)は結構高いです。そこそこリーズナブルなものには「せっけん」以外のもの、アルカリ剤が入っていることが多いです。これは洗浄力を上げるために入れるもので炭酸塩が使われることが多いです。
「炭酸塩」・・・聞き慣れない言葉ですが、化学名炭酸ナトリウム(Na2CO3)、ラーメンの鹹水(かんすい)の成分でもあります。アルカリ度がかなり高く、せっけんの洗浄力を上げるために入れます。もっとも、炭酸塩だけでも軽い汚れなら洗うことができます。
では、合成洗剤にはどのようなものが入っているでしょうか。アルカリ剤(これはせっけんと一緒ですね)、水軟化剤(洗浄を助けます)、酵素蛍光剤(輝く白さにする)、再付着防止剤(洗剤が薄まった時に界面活性効果落ち、洋服に汚れが再びつくことを防ぐ)がなどが入っています。
ここで疑問にもった方いませんか?「洗剤は輝く白さにするものではないの?」と。そう、この酵素蛍光剤は汚れを落として白くするのではなく、白く染めてしまうのです。つまり、汚れが落ちていなくても輝く白さになるということですね。
私はある生協に入っているのですが、そこでこんな実験をみたことがあります。ふきんを合成洗剤であらって乾かします。その後、そのふきんにブラックライトを当てると・・・ふわあって輝きました。つまり、蛍光になっているということですね。さらにそのふきんで肉まんをふかすと・・・肉まんも輝きました。すげえ(すごいを超えてしまった)・・・・と思いました。
ただ、すべての合成洗剤に入っているわけではありません。私はせっけん愛用者ですが、せっけんを使う前に使っていた合成洗剤には酵素蛍光剤は入っていませんでした。(というか、入っていないものを選んでいました)ので、合成洗剤でも選び方によってすいぶん変わってきます。
ここまで、せっけんに有利な情報が多かったように思いますが、せっけんにはどうしても合成洗剤に勝てない部分があるのも事実です。
洗浄力?・・・いえいえ、洗浄力はほぼ同じだそうです。(余談ですが、私はお風呂の洗剤、ガスレンジの洗剤なども使わずにせっけんで洗っています。これが結構さっぱりきれいになるんですよ。私の感覚だとかなりの洗浄力だと思います)
では何か?使い勝手は合成洗剤の方が上だと思います。
まず、せっけんは冷水には溶けにくいです。確実に溶け残りが出ます。(ぬるま湯はOKです)また、硬水で洗濯した場合に石鹸かすが多く出てしまいます。(水中のミネラルとせっけんが結びついてしまうので。ただ、日本に硬水の場所は非常に限られているとは思いますが。合成洗剤はものによっては海水でも洗えるそうです。へえ・・・)また、コンパクト洗剤というものもありません。
ですから、せっけんを使おうと思ったときに「合成洗剤みたいにいかないなあ」って思うことは事実です。ただ、環境とか酵素蛍光剤などにちょっと疑問を感じる・・・と言う方はぜひ一度せっけんにチャレンジしてみてくださいね。
ちなみに気になるお値段の方ですが・・・せっけんの方が明らかに高いです。が、柔軟剤などが非常に安い(クエン酸を小さじ半分を水に溶かしたものでOK。もちろん食用なくて大丈夫)ので、結局は同じかな???私はほとんどクエン酸も入れていません。(黒いシャツなどせっけんかすがついて目立ちそうなものにだけ入れています。しっかり溶かせば大丈夫なんですが、念のため)
そのほか、世の中色々な洗剤が出ています。洗剤が要らないリングなんてものもネットでみたことがあります。洗濯業界なかなか奥が深いです。色々研究してみると面白いかもしれません。






















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