自然療法のすすめ
昔の人は、子供が少し具合悪くなったからといって、お医者になどそうそうつれてはいきませんでした。
「民間療法」というものが、おばあちゃんから親に、親から子にと伝えられてきたので、重篤なものでない限りは、ほとんど家で治していたのです。
というのは、薬や注射をしなくても、民間療法で子供の治癒力を高めてあげたり、後押ししてあげたりしてあげられるので、子供は自分で病気を治そうとする力を使えるのです。
本来、人間が持っている自然治癒力を高めることになるのです。
ところが、ちょっと鼻水が出た、ちょっと咳が出てた、ちょっと熱が出たという、少しの子供の変化でも大慌てで病院にかけつけるお母さんがいます。
働きに出ていて、今日はどうしても休めないという日に限って、子供は熱を出したりするものです。
ですから、できるだけ早く熱をさげて、できるものなら登園・登校させて、一刻も早く会社へ駆けつけたいと思うのも分かります。
でも、少しの体調の変化だけで、いつでも化学的な薬を体の中にどんどん流し込んでもいいものでしょうか。
あるお母さんは、「薬を飲まない派」「子供にも薬は飲ませたくない派」です。
そのお母さんは、薬を飲むことが嫌という人で、風邪で具合が悪くても、鎮痛剤も飲まないのです。
ですから、お子さんが風邪のときにも、お医者に診てはもらうことがあっても、もらった薬は飲ませません。
でも、その親子はいつでも元気なのです。
園を休む頻度は、ほかの子供と比べても低いです。
風邪にかかりはするけれども、休むほどでないということが多いです。
「頭痛とか吐き気とか節々が痛いような、とてもつらいときは、どうしているの?」という私の質問に、彼女はこう答えていました。
「つらいときは、体が『休め』と言っているのだから休むよ。ひどい時でも空腹で一晩寝れば、翌日は家事くらいできるから」
化学は人間に素晴らしい恩恵をもたらしてくれましたが、それと同時に弊害もあるようです。
自然療法には、それぞれの症状に合わせて、薬草や食物を利用した方法がきちんとあります。
書店などで売っていますので、探してみられてはいかがでしょうか。






















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