アタッチメント育児ってナニ? 【後編:抱っこがイチバン!】
長く抱かれていた赤ちゃんたちは、抱かれることの少なかった赤ちゃんたちに比べて、泣いたり機嫌を悪くする確率が、43%も少なかったそうです。
まだ産まれたばかりの赤ちゃんにとって、外の世界はあまりにも刺激が強すぎてすぐに適応できません。
怖くて不安で、泣くことしかできない赤ちゃんにとって、ママの心臓の音が聞こえる抱っこはとても落ち着きます。
そして、なぜかどのママも抱っこをする時は、赤ちゃんを自分の左側に抱きます。これはママが無意識のうちに、自分の心臓のほうに大切な赤ちゃんを抱いているということです。
慣れ親しんだママの心臓のリズムを感じられる赤ちゃんは安心します。つまり泣く時間が減るのです。
機嫌のいい赤ちゃんと遊ぶのは楽しいです。ママが楽しんで育児をしていると、赤ちゃんも喜ぶと思いませんか?
とはいっても「あまり抱っこしすぎると抱き癖がつく」と思われるかもしれません。実際には、ママが抱っこしていれば、抱き癖がついて当然です。
ですが、抱き癖は悪いことではありません。大人であっても心地よい、安心できるところにいるとほっとしますよね。
抱っこしすぎると抱き癖がつく=だからあまり抱かない方がよいという概念が浸透したのは、昔のアメリカの社会事情にあったと言われています。
女性が社会に出て男性と同じように働き始めた頃です。「抱き癖」になるからと、入院中から別室で過ごし、保育所に預けるために抱くと癖がつくからと、抱くことをなるべく避けるようになりました。
でも、抱っこから得られる安心感があるからこそ、赤ちゃんは外の世界にどんどん目を向けることができます。たくさん愛情を注がれて抱っこされた子どもは、コミュニケーション能力がしっかり身に付き自立が早いといいます。
赤ちゃんを「愛しい」と思う感情は、赤ちゃんを「抱きたい」という行動に表れます。抑える必要はないんですよ。
ママのその感情こそが、赤ちゃんにとって何よりも必要。(もちろん、パパだって、おじいちゃんおばあちゃんだって抱っこしていいんです。)
夫と留守番する泣き止まない我が子に、疲れてしまうこともありますが、抱くとすぐに泣きやむのはちょっと快感です。
もちろん、朝から晩まで抱っこしているわけではありません。あくまでも「時間の許す限り」。楽しい育児がイチバンです。
ライター:我妻






















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