エリミネーション・コミュニケーションの手引き
下記の文章は、アメリカのヤフーグループ、Early Toileting(早期トイレ・トレーニング)で公開されたものです。スーザン・トレーシーさんはモンテッソーリ(全米で有名な、「自由と責任を習得する」私立幼稚園)で長年子供に教えた経験と、トイレットトレーニングをされた経験を生かし、下記をまとめられましたのでご参考になればと思います。
1. 誕生後~10ヶ月まで赤ちゃんは大人に助けられ、また、支えられていれば、トイレや幼児用のおまるで用便することができます。これにより赤ちゃんの肌に炎症(かぶれ)を起こすことなく、赤ちゃんは早い時期から排泄物がどこへいくべきかを学びます。
もし親が、いろいろな部分でそうしているように(ミルクをほしがっているのでは?等)、子どものサイン気づくことができれば、赤ちゃんが排尿や排便をしたがっている声や動作、顔の表情も察知できるでしょう。
これによって、濡れて汚れたおむつで不愉快な思いをしなくてすみます。
おむつをする時期が短い方がより好ましく、布おむつの方が望ましいです。
2. 10~15ヶ月
この月齢では子どもは自力でおまるに座ることができるか、小さな便座や脚立式踏み台を利用してトイレを使うことができます。(もちろん、教えてあげてください)
赤ちゃんはトイレを使う必要があるときにはサインを送るかもしれません、もしくは大人がそのサインに気付くかもしれません。
子どもが話せる必要はないのです。
私はパンツを手で軽くたたくことを赤ちゃんにサインとして教えています。
3. 12ヶ月~13ヶ月頃
このころになると、服を脱ぐことに興味を示し始めます。
通常、子どもはパンツの前部を強く引っ張ったり、シャツを繰り返し持ち上げたりします。
脱衣への興味は服を着る興味より何ヶ月も前に生まれます。
親が子どもにウエスト回りがゴムで作られているパンツのようなゆるくて扱いやすい服を着せると、子どもはパンツを下ろすことを学ぶことができます。
家では子どもはおむつや下着だけを着るのもいいでしょう。
4. 15~24ヶ月
これらの月齢ではよちよち歩きの幼児はトイレで用便することに敏感になります。
この歳の子どもはトイレに入ることに抵抗します。
彼らは家族の後をついて入ります。
あなたがひとりで洗面所に入ることはまずできないでしょう。
この歳の子どもはお決まりの手順を好み、それをまねることができます。
幼児が学ぶトイレの手順;
パンツを下ろす
トイレかおまるに座る
拭く
パンツを上げる
トイレの水を流す
手を洗う
幼児は朝の決まった手順、夜の決まった手順のように他のときも、決まりきった手順を必要とします。(トイレだけにかかわらず、朝食→散歩→昼ね→昼食→公園等、同じパターンの生活が好ましい)
トイレで用便することは一日の決まった手順の一部となることができます。
私たちは起床してから、出かける前、お風呂に入る前、そして、お昼寝前や夜に寝る前等にトイレを使います。
子どもは例え同じことの繰り返しであっても、それについて文句を示すことはあまりありません。
幼児は水の中に手を入れるのが好きで、これはトイレで用便したいアピールです。
おまるやトイレに座った後は、脚立式踏み台を用意すれば洗面台に手が届いて手をじゅうぶんに洗わせることができます。
2歳になる前までに
通常に発育した子どもは膀胱と便通コントロールをする能力を持つようになります。
筋肉が発達すると同時に用便への強い興味が生じていることは見て分かるとおり明らかです。
2歳以降
トイレで用便することに対して敏感な時期が終わり、学習はより難しくなります。
もし初めの2年間絶えずおむつをはかせていたら、おむつに排泄することは(本来破られるべき)習慣として確立してしまっています。
また、子どもは反抗的で従順ではない発育期にいます。
2歳になると多くの親が子どもに洗面所を使うよう強く勧めるようになり、結果として子どもは”嫌だ”と言うことが多くなるのです。
3歳で状況は悪化します。
というのも、3歳児は大人の裏をかくことを考えるようになります。
長い間おむつをしていると、子どもはトイレを使うようになる自信がありません。
自分はできない、と言うかもしれません。
おむつを使うよう、よくしつけられてしまったのです。
同様の例はたくさんあります。
もし子どもが自分で食べず、食べさせられ、哺乳瓶を与えられて、大人に着替させてもらい、あるいはどこへでもベビーカーで連れて行かれ…、そしてある日突然もっと自立するように言われたとしても、子どもは”自分にはできない”と答えるでしょう。
親は2〜4歳児を赤ちゃんのように扱わないよう注意する必要があります。
子どもを有能な人間として扱わなければなりません。
初めて試すときにひとりで挑戦させてみなさい。
そして、失敗しても練習させなさい。
子どもは屈せずにやり通して習得し、”やれたよ!”と言うでしょう。
この意欲のある態度は子どもが将来の大きな試練に準備できるように、人生の早い時期で発達させなければなりません。
あなたはどんな態度で子どもをすすめ励ましていますか?
子どもが要求していることを心から理解するために、私たちは子どもを観察しなければならない、と私の講義では親や教育者に話しています。
1歳児は洗面所に行くことや服を脱ぐことを学ぶために奮闘していて、2歳以上の子どもはあなたが望むことをするのを避けるために戦っていることに気がつきます。
これは敏感な時期のはっきりとしたしるしです。
もし、あなたの子どもが2歳を過ぎ、敏感な時期を過ぎていたら、おむつを与えるのをやめるのが親として子供におむつをさせているときはいつでも、”あなたは排尿・排便をコントロールできない””私はあなたが出来るとは思わない”と言っているのです。
しかし、身体的異常がないかぎり、あなたの子どもは2歳になるまでに、多くはその何ヶ月も以前に、十分に必要な筋肉は発展しているのです。
もしあなたの子どもが2歳以上だったら、トイレに対する責任は子どもに引き継ぎなさい。
決しておむつを与えないように。
パンツが濡れることは自然の成り行きです。
子どもは同年齢の子が洗面所を使っているのを見て同じようにするかもしれません。
多くの幼稚園(保育園)は洗面所を使えるようになるまで入学できないという規定を設けています。
学校にとっては洗面所を使える子どもを受け入れて、”ここでは皆がトイレを使います”と話すのは最も都合が良いのでしょう。
数日もしくは数週間のうちに、子どもはまさしく適合するように自ら学んでいくでしょう。
2歳か3歳になると、社会的に受け入れられることを知るのです。
筋肉の発達について
筋肉による支配は頭から下方へと発展します。
赤ちゃんはまず初めに目と口の筋肉の随意の制御を獲得して、頭を上げたり回したりできるようになります。
そして4ヶ月ごろになると、腕の制御ができるようになります。
身体の下方へと移り、一般的に6ヶ月の赤ちゃんは座ることができ、7、8ヶ月で這うようになって、概して12ヶ月で歩きます。
赤ちゃんがひとたび歩くようになると、幼児となり、筋肉をより正確に動かして自分よりも大きな人がしていることをまねて活発的に動くようになります。
それでは、頭から下方への発達の中で排尿・排便コントロールのための筋肉はどこに位置するのでしょうか?
それは6ヶ月、座るのと同じ段階です。
ですからこれら筋肉をコントロールし始めるのはまさしく早期に適しています。
そして筋肉を使うようになることで、その筋肉はよりうまく制御できるように発達することができるのです。
一般的な質問に対する答え
Q. 自宅でおむつ替えとトイレのためにお薦めのものは?
おむつ替えのために床に敷くマットと、膝をつくとき用の膝あてをお勧めします。
おむつ替えのためのテーブルはあなたが床に座ったり膝をついたりできる限り必要ありません。
おむつ替え用テーブルから落下する事故は多く、これは避けられるものです。
子どもがこの種の世話をするためにトイレに慣れるよう、トイレにおむつ替えマットを敷いてください。(可能であれば。そうでなければトイレのすぐ外側)
そして洗面台に2段になった踏み台を、そしてトイレに15?20cmの脚立式踏み台を用意します。
幼児は小さなトイレかおまるを使うことができます。
男児は狙って排尿できるようになるまで、前の部分に保護するものが必要です。
私は布おむつを是非お勧めします。
天然の布は安全で、赤ちゃんが尿をしたときに濡れていると感じやすいため赤ちゃんはその両者を関連づけることができます。
おむつカバーを使えば、おむつをピンで留める必要はありません。
天然の通気性のある繊維はプラスティックやビニールよりも優れています。
また、ウールは水分を蒸発させて湿気を保持しないため最も優れています。
Q. いつおむつをやめるべき?
幼い赤ちゃんはおむつを外している時間が毎日いくらか必要です。
その時間は子どもが成長するにつれて、またおむつを外す必要にあわせて増やしていくべきです。
12〜18ヶ月で、幼児は一日の多くを下着で過ごせるようになります。
もしくは下半身裸で過ごせる子もいるでしょう。
プラスチック素材のパンツやウールのおむつカバーをたまに下着の上に着せてもいいです。
18ヶ月から24ヶ月の間に完全におむつをやめなければなりません。
24ヶ月以降では、子どもは成長異常がない限りおむつは必要ありません。
Q. おねしょはどうするの?
日中はお漏らしをしないのに、何ヶ月あるいは何年にもわたり、おねしょをする子どもがいます。
しかし、おねしょは例外と強調しなければなりません。
あなたの子どもは夜もお漏らししないと仮定して、夜間におむつを使わないようにしてください。
夜に布の下着を使うようにして、もし必要ならば朝にシーツを洗濯するのを子どもに手伝わせてください。
もし手に余るならば、夜は子どもにプラスチック素材のパンツ、またはこちらの方が良いでしょうが、厚い生地の下着の上にウールのおむつカバーを着せてもよいでしょう。
外出する時など、おもらしを心配するときはいつでも同様に上記の提案を実践してみてください。
日中は十分な水分を与えて夕食後は全く飲ませないというのも有効です。
夜には下着を濡らさないということを子どもと話してください。
ベッドから起こしてトイレへ急がせるのを練習させてください。
しかし、下着が濡れることを決して子どもに恥ずかしがらせないように。
更なる助けが必要なときに備えて、医師に子どもが夜におねしょをすることを知らせるようにしてください。
Q. 子どもは排尿のためにトイレは使うが、便通があるときにはまだおむつを要求します。どうすればいいでしょうか?
排便は排尿よりも連合しやすい強い習性があります。
もしトイレトレーニングを十分に早く始めていれば、この習慣は避けられうるものです。
しかし、あなたの子どもがトイレトレーニングの課程に馴染んでいれば、子どもが排便を必要としているとあなたが気付いた瞬間に、子どもをトイレに急がせることで対応できます。
2、3回成功すれば、子どもはおむつを要求しなくなるでしょう。
Q. 男の子と女の子でトイレトレーニングに違いはありますか?
いくつかわずかに違いはあります。
女の子は男の子よりも数ヶ月前にできるようなるかもしれません。
年齢別ガイドラインにならって下さい。
このガイドラインのすべては忍耐と励ましとともに行うべきで、子どもに体や排泄物の否定的メッセージを与えてはならないことを強調しておきます。
食べることや寝ることを学ぶのを同じように、子どもが排泄を学んでいく過程は、体が必要とすることを自身で面倒みるための機会として扱いましょう。
どのように体が働いているのか、とても基本的で現実的な言葉を使って子どもに話しかけてください。
そして、子供には尊敬の念をもって接してください。あなたがいつか年老いたときに子供たちに抱いてほしい尊敬と同じような気持ちで。
翻訳:Comfy Baby






















怎么删除不良评论啊